アフィリエイトについて調べていると、「PPC アフィリエイト」という単語を目にすることがあるかもしれません。
「PPC」とは「Pay Per Click」の略で、「PPC 広告(クリック課金型広告)」を利用したアフィリエイトの手法になります。
それでは、どのような手法になるのか「PPC アフィリエイト」をカンタンに解説します。
【この記事が参考になる人】
・PPC アフィリエイトの仕組みを知りたい人
・どのようにして PPC アフィリエイトで稼ぐのか知りたい人
PPC アフィリエイトの仕組みをカンタンに解説
通常のアフィリエイトなら、単純にサイトや SNS で紹介して報酬を得ますよね。
サイトであれば SEO を駆使して集客、SNS であればフォロワーを増やして誘導するなどしてアフィリエイトリンクを踏ませるのが一般的です。
通常のアフィリに「PPC 広告」を追加しただけ
「PPC 広告」とは、主に Google や SNS などに広告を出して集客する方法です。
一般的には、商品やサービスを販売したい企業などが使っている宣伝の 1 つになります。
実は個人でも利用は可能で、この「PPC 広告」を使って宣伝しながらアフィリエイトサイトに誘導するのが「PPC アフィリエイト」になります。
そのため、アフィリエイトの知識に加えて、「WEB 広告」についても勉強する必要があります。
PPC アフィリエイトで「黒字化」させるには
通常のアフィリエイトなら、ASP の登録も紹介するのも無料なので、紹介できればその分を稼げます。
ただし、PPC アフィリエイトの場合は広告費を払うので、稼ぐには「黒字化」させる必要があります。
「WEB 広告」を出せば出すほど集客には繋がるかもしれませんが、絶対に広告費が報酬額を上回らないように気をつけましょう。
そのためにも、常に「報酬額 > 広告費」となるよう調整する必要があります。
広告を出すということは「初期費用」がかかる
サイトなら SEO 対策にも時間がかかりますし、SNS でもフォロワーを増やすのはとても大変です。
そう考えると、お金さえ払えば集客できる「PPC アフィリエイト」は、始めたばかりの人や面倒なことが嫌いな人には成果を早くに出しやすい手法です。
ただしアフィリエイトの仕組み上、成果となってから報酬が支払われるまでに数ヶ月かかるのが一般的です。
そのため、広告を出した初日から成果が上がっても、数ヶ月は赤字な状態になることは覚悟しておきましょう。
また WEB 広告を出すことが前提なので、「初期費用」がかかるのも「PPC アフィリエイト」の特徴でもあります。
PPC アフィリエイトを始めるまでの流れ
通常のアフィリエイトをすでに実施している人は、あと「PPC 広告」を始めるだけです。
でも、まだアフィリエイト自体を始めていない人は、どんな流れになるのか解説しておきましょう。
【PPC アフィリエイトを始めるまでの流れ】
1、WEB サイトを用意する
2、ASP に登録して広告主と提携する
3、ページを作成する
4、広告運用プラットフォームに登録・入金する
5、広告を出稿する
手順①:WEB サイトを用意する
まずは、記事を作成するための「サイト」を用意する必要があります。
スタイルとしては何でも良くて、
・無料ブログサービス
・簡単にサイトが作成できるサービス
・WordPress
のどれを利用しても OK です。
ただし、「無料ブログサービス」と「簡単にサイトが作成できるサービス」では、アフィリエイトを許可していないサービスも中にはあります。
そのため、最も自由度の高い WordPress でサイトを作成するのがおすすめです。
【関連記事】WordPress(ワードプレス)とは?【基本と始めるまでの流れを解説】
手順②:ASP に登録して広告主と提携する
アフィリエイターと広告主の仲介役となる「ASP」と呼ばれる会社に登録をして、アフィリエイトしたい「広告主」と提携します。
これからアフィリエイトを始めたいという人は、審査のない ASP で国内最大級でもある「A8.net」から登録してみるといいでしょう。
ASP 会社によって強みが違うので、慣れてきたら他の ASP にも登録してみるといいでしょう。
【関連記事】おすすめのアフィリエイト ASP5選【審査なしもあります】
手順③:ページを作成する
サイトと ASP の準備が整ったら、いよいよページを作成します。
ページを作成する前には、商品が売れそうなキーワードや競合サイトはどんなページにしているのかを調査してから作成しましょう。
丸パクリは良くありませんが、どんなページにした方が良いのかは徹底的にマネをしましょう。
手順④:広告運用プラットフォームに登録・入金する
広告を出したい媒体を決めて、登録や入金をします。
Google の検索結果などに広告を出したい場合は、Google 広告を利用してみましょう。
各 SNS でも広告を出せることもあるので、利用しそうな年代を考えながら広告を出す SNS を決めるといいでしょう。
手順⑤:広告を出稿する
広告運用プラットフォームに登録・入金が済んだら、いよいよ広告の出稿です。
広告の出稿には審査があるので、使われている文言に問題ないか、バナーでは不適切な画像が使われていないかを確認されます。
そして、より効果のある広告はあるのか A/B テストを繰り返し修正する必要もあります。
そのためにも、マーケティングについても学んでおくといいでしょう。
すぐに成果は出るが初期費用はかかる
PPC アフィリエイトはマネをしやすいので、普通のアフィリエイトよりは再現性の高い手法にはなります。
ただし、
・アフィリエイト
・WEB 広告
・マーケティング
の知識が必要となるので調べることは多くなり大変です。
初期費用がかなりかかるというデメリットもありますが、すぐに成果は出したいという人は「PPC アフィリエイト」を始めてみるといいでしょう。